リングゲームとトーナメントの違い

リングゲームとトーナメントで好みが分かれると思いますが、構造的な違いから全く違う楽しみ方を解説します。

どちらからでも良いと思うので、アミューズメントポーカーを楽しんでください!

目的の違い

リングゲーム:自分のスタックを増やす

トーナメント:相手との順位を競う

アミューズメントでの楽しみ方

初心者:ルールとハンドレンジを覚える。

初級者:リングゲームで読み合いを楽しむ。

中級者:ハウストーナメントで駆け引きを楽しむ。

上級者:国内の大型トーナメントや海外のキャッシュゲームやトーナメントを楽しむ。

ハウストーナメントでは人数が少ないですし、常連さんとの癖の読み合いで勝敗がつくかもしれませんが、大型トーナメントはストラクチャーが緩いことで、ハンドリーディングやオッズ計算も重要で、且つ駆け引きも重要になります。

トーナメントでは多くのプレイヤーは初見なのでテル読みも重要です。

中級者はセオリーが通じない初心者に惑わされると思いますが、上級者になればなるほどその傾向は大きいです。

初心者を含めたアミューズメントのリングゲームとトーナメントの両方で勝てることが、分散を乗り越えられる上級者の最低条件だと思います。

構造的な違い

項目リングゲームトーナメント
エントリーいつでもシートイン・アウトが可能レイト前はいつでも可能ですが、レイト後は不可
スタックいつでもリバイが可能なので無尽蔵レイト時に総スタックが決定
ブラインド固定時間で上昇
アンティ無有

プレイ比較

項目リングゲームトーナメント
スタック量いつでもリバイが出来るのでプレッシャーにならないレイト後はカバーしているとプレッシャーになる
ポジション価値スタックの影響を受けない程度で重要スタックを加味するとポジション価値が上がる
オープン率待てるのでタイトになりやすいブラインドが上がる為にオープン率は高め
リーディングスキルタイトなのでリーディングスキルが活かせるリングよりもハンドレンジが広いので難しい
オッズスキル反復するのでオッズ計算が結果に大きく影響する戦略として必須ですが他要素の影響も大きい
オールインスキルスタックプレッシャーが無いので重要ではないレイト後はポジションとスタックにより重要な戦略
テル読みスキルキャッシュゲームだと入れ替わるために難しいレイト後は選手が固定されるのでインデックスは必須

リングゲームの特徴

常にリバイができるので、ショートに対するプレッシャーをかけても意味がなく、逆にカバーされている相手から、強いハンドや絡んだボードだけで参戦することが肯定される。

いつでもスタックを増やせ、ブラインドが固定されているので、スタック量の影響を受けにくいのが特徴。

リングゲームでは、オッズ計算が機能しやすく、マルチプレイヤーも肯定されるので、ヘッズアップにする必要性が薄い

アミューズ特有の初心者による無茶なオールインや、トーナメントが得意なプレイヤーによるオールインに対応する必要が無い

ポーカーの基本である、ハンドリーディングスキルと、オッズスキルの影響を大きく受けるので、初心者と上級者のスキルが顕著にでる。

【要約】

  • 相手を飛ばしてもリバイができるので、自分のスタックを増やすことが目的。
  • スタックによるハンドレンジやアクションの影響を受けにくい。
  • オッズではドロー系でマルチが肯定されるので、ヘッズアップ勝率にこだわらない。
  • オールインに無理に対応する必要が無く、オールインがプレッシャーにならない。
  • タイトになることで分散が小さく、初心者と上級者の差が出る。

【楽しみ方】

  • 純粋にポーカーの基本であるプレイラインの読み合いを楽しむ。
  • ポジション特性の理解とオッズスキルを磨くと成果が出やすいので自身の成長を楽しむ。
  • 常連さんが互いにテルを読み、互いに変化させることで、互いのスキルアップを楽しむ。

トーナメントの特徴

順位を競っているので、相手を飛ばすことが最重要となるので、カバーしている相手に、オールインや大き目のBETサイズでプレッシャーが機能する。

レイト後にトーナメント全体のスタック量が決まるので、スタック量によりハンドレンジやベットサイズなども変わる。

相手のスタック量による戦略が異なるので、後ろに誰がいるのかなどのポジション特性の影響も大きい。

ブラインド上昇により自分のスタックの価値が減っていくので、ハンドレンジは広くなる傾向で、ハンドリーディングが難しくなる。

分散が大きくなるので、アミューズメントのような少数トーナメントだと、初級者でも勝てる可能性がある。

大型トーナメントで勝ち続けるには、ハンドリーディングやオッズスキルに加えて、ポジションやスタック量などで変化するスキルが必要。

【要約】

  • 順位を競っているので、相手を飛ばすことが目的。
  • 自分と相手のスタックによりハンドレンジやアクションが変わる。
  • 勝率が重要になるのでヘッズアップにすることが肯定される。
  • 後ろにいる人のスタックやアクションが重要なのでポジションも重要になる。
  • 戦略が多岐にわたり、レンジも広くなりがちなので、分散が大きくなり、勝ち続けるには超上級スキルが必要。

【楽しみ方】

  • 順位を競うので、相手との駆け引きを楽しむ。
  • 相手とのスタック量で戦略が変わるので、心理学も応用した多種多様な戦術を楽しむ。
  • 常連さんが互いにテルを読み、互いに変化させることで、互いのスキルアップを楽しむ。

海外プロに学ぶ

海外のポーカープロと言えば「キャッシュゲーム」(リングゲーム)が主流だと聞いています。

キャッシュゲームでは、レギュラー(レグ)と呼ばれているプロや常連は敬遠されるので、いわゆる「嫌な人」と受け止められます。

逆にトーナメントは称賛されることが多いので、人としての名誉欲が満たされるのはトーナメントではないでしょうか。

トーナメントでは100億円以上の生涯賞金を獲得しているプロポーカープレイヤーもいますし、好条件のステーキングを受けているプロもいます。

トーナメントは大きな利益を得られますが、分散が大きく、トーナメントプロになるには、分散を乗り越えるスキルが必要ではないかと感じます。

これはアミューズメントポーカーでも同様に思えます。

まずはリングゲームでセオリーを学び、リングゲームの読み合いとトーナメントの駆け引きを楽しむことが順番だと思います。